セキュリティソフト
みなさんこんにちは。Yu-Rinです。
今日はセキュリティソフトについて考えてみましょう。
ウルティマ オンラインの世界で生活する以上、インターネットへの常時接続は必須環境となり、ゲーム本体を含めICQやIRCなど様々な通信ソフトをインストールすることになりますが、皆さん、自分のPCを守るためのセキュリティソフトは導入していますか?
セキュリティソフトの分野ではNorton Internet Securityとウイルスバスターのシェアが国内では非常に大きく、特にパソコンにあまり詳しくないユーザの多くはそのどちらかを使用している場合がほとんどかと思います。
セキュリティソフトは単なる「ソフト」というよりも「サービス」としての要素が強いため通常年間契約で毎年更新料を支払わなければなりません。
去年も使っていたから…という理由でプリインストールされていたセキュリティソフトをずっと使用する方も多いようですが少しでも不満があるなら乗換えを検討してみてはいかがでしょうか?
今回、代表的なセキュリティソフトを4本ほど体験してみましたのでレビューをまとめました。多くの部分は共通した性能であるため、特にほかと違う点や使ってみなければ分からない部分のみを記載しています。
まもなく各社から次期バージョンが発表されると思いますが、購入の際の参考になれば幸いです。
(評価はWindows Vistaで実施しました)
Norton Internet Security 2007(以下、NIS)
(特徴)
・国内ではウイルスバスターと並ぶ高いシェアを持ち、私も発売当初からNorton製品を愛用してきました。
・積極的に存在を主張するタイプ。特にインターネットエクスプローラはデフォルトの状態では非常に目ざわりなインターフェイスになるため適宜設定が必要。
(良い点)
・インターネットアクセスのプログラム制御が事細かにでき、アンチスパイウェア性能がほかのソフトより高い。
・Spam検出やウイルス検索、ファイアウォール性能など、基本性能や機能全般に不満を感じることはなく優秀。ただし、アンチスパム機能は別途Add-onをダウンロードしてインストールしなければ有効にならない仕様。
・ウイルス検出率はウイルスバスターとほぼ同等(95%前後)
・9月21日に2008年版が発売されました。1パックで3台までインストールできるようになったのが最大の特徴。
(悪い点)
・Spam検出した際に、メールのタイトル変更がされますが、それが誤検出で「スパムではありません」というボタンを押してSpamフォルダから通常フォルダに戻しても変更されたタイトルは回復されないためマニュアルで別途修正しなければいけない。
・致命的なのは不安定であること。継続的に使用すると内部エラーが出る場合がある→例は多数報告されているのですが解決策はなく、こうなってしまったらパソコンの再セットアップを行わない限り復帰不可能(Norton Removal Toolやフォルダの手動削除、レジストリエディタによる操作を行っても完全な削除はできず、その後Nortonの再インストールを行っても症状は改善しない)。
・サポートが劣悪。日本向けのサポートスタッフは中国人のためテクニカルな問題以前に日本語の理解に難が有り、回答は的を得ないものばかり。商用ソフト全体で見てもここまで酷いのはほかに例がないように感じました。
ウイルスバスター2007(以下VB)
(特徴)
・国内ではNISと並ぶ高いシェア。
・NISとは対照的に積極的に存在を隠すタイプ。積極的に使用したい人にとってはお勧めできませんが、「~が~にアクセスしようとしています」といった警告は滅多に出ない上、インターネットエクスプローラーやメールソフトなど、ほかのプログラムに組み込まれることもないため(右クリックメニューにすら組み込まれない)、空気のように存在を無視できる環境を求めるなら一番の選択肢となる(全て裏で自動処理してくれる)。初心者には一番のお勧め。
(良い点)
・1ライセンスで3台にインストール可能なため、複数台所有の家庭では単価が安い。
・ウイルス検出率はNorton Internet Securityとほぼ同等(95%前後)。
(悪い点)
・Vistaへの対応が不完全でVistaでの使用を考えると基本性能に欠ける。
→右クリックからウイルス検索ができず、ウイルスソフトとしての基本性能に問題有り。
→メールソフトとの統合ができず、Spamフォルダに自動で振り分けてくれない(タイトル変更のみのため、メーラーで別途振り分けルールを作成しなければならない)
→メールソフトと統合できないためスパムメールを学習させることもできない。
・プログラム制御の細かい設定が行えず、このプログラムにはインターネットにアクセスしてもらいたくないと思ってもそれを防ぐことができない(例外ルールを手動で追加することは可能なのですが非常に面倒、事前設定が必要なため思いがけないアクセスには対処できない)。
トレンドマイクロの信頼性ルールに基づくアクセス制御は自動で行われているためそれを全面的に信頼するなら問題にはならないのですが、いちいちソフトがネットにアクセスする際に警告が出るのが良いか、全部自動で処理してくれるのが良いかについては好みが分かれところ。
私にとっては前者のほうが安心感があるように感じますが、セキュリティソフトの存在を意識したくない人にとってはこれも良い点となるでしょう。
ウイルスセキュリティZERO(以下ZERO)
(特徴)
PC初心者向けのセキュリティソフト。
(良い点)
・初心者向けのインターフェイスでCPU負荷も低い、毎年の更新料もかからない。
・初心者向けではあるがそれなりに細かい設定までできるようになっている。
・プログラムのインターネットアクセス制御も可能。
(悪い点)
・ウイルス検出率が60%前後と低く、ウイルスセキュリティZEROを入れたからといって感染を防げるわけではない。
→じゃあなんのために入れるのかと…。
Kaspersky Internet Security 6.0(以下KIS)
(特徴)
・PC上級者向けのセキュリティソフト。某評価サイトでの評価はNIS,VB,ZEROと比較して群を抜いて高い。
・マニアックな設定や独自の用語も多く上級者向け。
・元KGB暗号解析者が開発したプログラム。
(良い点)
・適切に設定すればあらゆるソフトをも凌ぐ極めて高いセキュリティを確保することが可能。
・性能、機能に加え安定性についても良好。
・サポートは一太郎で有名なジャストシステムのため対応の質が高い。
・NIS,VB,ZEROでは一部機能に致命的な欠点があるのに対し、KISはその種の欠点がない。
・Spam誤検出されても非スパムのボタンを押せば変更したタイトルを戻した上で元のフォルダに戻せる。
・NIS以上にプログラムのアクセス制御を詳細に設定することが可能。NISでは基本的にあるアプリケーションを許可するかどうかを指定するのに対し、KISではあるアプリケーションのあるポートのあるIPアドレスへのアクセスを許可するかどうかを詳細に指定する形。これを応用するとあるプログラムのある通信を許可しつつ、ある不要な通信(広告表示など)だけを止めることもできる。
・ほかのソフトと比較してもウイルス検出率が群を抜いて高い(>99%以上)。
(悪い点)
・Spamメールの検出率が非常に低いのが唯一の欠点。KISにはSpam対策機能がないと考えてメーラ標準の迷惑メール設定を使用したほうが良いかも。
・レジストリガードは使用に注意が必要。Windows Updateのように再起動後、ログイン前にレジストリ書き込みが生じるタイプのアプリケーションはインストールに失敗することがあり、その場合、システムの起動ができなくなることも。
→実は私も経験しました。セーフモードで起動後、復旧作業を行わなければならないのですが初心者には難しいと思います。デフォルトではONになっているため要注意。
セキュリティソフトレビューまとめ
以上の検証から、個人のPCの経験や趣向に合わせてYu-Rinは以下をお勧めします。
PCに自信のない初心者には…ウイルスバスター
PCに自身のある経験者には…Kaspersky Internet Security
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